課題解決事例

三国間輸送を円滑に行うためには、綿密な情報共有ができる体制の構築が鍵となる。

業種 製造業
貨物の種別 機械貨物
目的 三国間輸送時の綿密な情報共有
輸送地域 アジア間

世界各地に工場を持つものづくりメーカーでは、海外工場で製造した製品を、さらに別の国のユーザーに輸送するケースが非常に多いです。その場合、日本の本社で情報をコントロールすることが難しい場合もあり、なんとか円滑な進捗確認ができないかとご相談を受けました。

お客様の課題
  • 海外工場にて製造した製品は現地から直接、第3国へ輸送
  • 受取人である第3国ユーザーとの輸送に関する進捗の情報共有が難しい
解決策のご提案
  • 仕出し国(製造国)からの海上輸送手配を、当社の現地代理店を利用して日本でコントロール
  • 輸送状況の確認を日々報告できる体制をつくり、問題解決にあたった
成果・効果
  • 現地パートナーと連携を図り、輸出作業の進捗や、輸出本船の動静を適宜確認した
  • 第3国側での輸入通関や据え付け作業手配などがスムーズになった
海外工場から第3国への輸送手配を現地に一任しているため、状況把握が難しい。
お客様の課題

海外工場から第3国への輸送手配を現地に一任しているため、状況把握が難しい。

お客様は、海外工場にて製品を製造している日本のメーカーです。海外工場にて製造した製品は現地から直接、第3国への直送を行っています。

しかし、輸送についての手配や作業、また輸送業者の選定は現地に一任しているため、輸送に関する日本からの問合せに対してのレスポンスが遅く、日本側でリアルタイムの輸送状況の把握が難しくなっていました。

この状況下では、受取人である第3国ユーザーとの輸送に関する進捗の情報共有が難しく、なんとかできないかとご相談を受けました。

当社が輸送の元請けとなり、海外工場から第3国への輸送をすべてコントロールした。
解決策のご提案

当社が輸送の元請けとなり、海外工場から第3国への輸送をすべてコントロールした。

「第3国への納入スケジュールを基準とした、輸送に関する情報共有」。この実現を最優先に考慮し、当社のようなフォワーダーが仲介することで、問題を解決できると判断しました。

まず、当社が頭(元請け)となります。その上で、仕出し国(製造国)からの海上輸送手配を、当社の現地代理店を利用して日本でコントロールします。

その結果、輸送本船の決定から、仕出し国での進捗確認、また最終の第3国の到着港までの輸送状況の確認を日々報告できることで、問題解決に向けたメリットが発生することをご提案しました。

お客様と第3国ユーザーとの間で、輸送に関する進捗の情報共有が円滑になった。
成果・効果

お客様と第3国ユーザーとの間で、輸送に関する進捗の情報共有が円滑になった。

お客様より依頼を受け、提案した輸送方法を開始しました。

当社現地パートナーと密な連携を図り、現地から第3国への輸出作業の進捗や、輸出本船の動静を適宜行い、お客様へ随時報告します。これにより、お客様と第3国ユーザーとの間でも、輸送に関する進捗の情報共有が円滑になりました。

また、第3国側での輸入通関や据え付け作業手配などを、スムーズに行うことが可能になりました。海外での輸送案件にも関わらず、当社が窓口となったスムーズな対応を実現したことに高い評価をいただき、当社への信頼も向上しました。

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