お客様の国内自社工場において各種商品の在庫が多くなっており、蔵置スペースの確保が難しくなっていました。そのような中でも、近日中に複数のコンテナが名古屋港に到着する予定で、輸入コンテナは自社工場にてコンテナ出し作業を行なうことは変更できません。

しかしながら、自社工場の蔵置スペースが使用できる見通しが暫く立たない状況でした。もし、コンテナヤードで保管し続けると高額のデマレージコストが発生します。良い解決策がないかご相談を受けました。

当社の所有施設で、バンプール機能を兼ね備えた西浜バンプールでのコンテナ保管をご提案しました。

お客様は自社工場でのコンテナ出し作業を希望されています。コンテナでの保管を前提に、コンテナヤードで保管した場合、西浜バンプールで保管した場合、双方のコスト比較を行ない、コストメリットが出る条件の提示・説明を実施しました。

また、西浜バンプールでの一時保管期間も基本的には制限がないこと、納入希望日に合わせたコンテナ搬出作業が可能であることも伝えました。

西浜バンプールでの保管をご選択いただいた結果、船社のデマレージ費用より単価を抑えることができ、大幅にコストを削減することができました。

お客様の工場の状況に合わせてコンテナ単位で配送を実施したことも、コスト削減につながりました。また、当社においても、社内の各種施設を活用した提案が可能な対応力の高さを示すことができました。

一度ご利用をいただくことで、西浜バンプールでの危険品の取扱いが可能である等、更なるメリットをお伝えすることもできました。