多目的船の作業プランナー
仕事内容
コンテナ船以外の貨物船で運ばれる貨物の「入港→輸入貨物の降ろし→輸出貨物の積み込み→出港」まで一連の作業工程を管理する仕事です。
例えば自動車の輸出です。新車が何台も連なって貨物船の中へ走り込んでいく様子をニュース等でご覧になったことがあると思います。決して無秩序に新車を運んでいるわけではなく、予めプランニングされた作業工程を基に、車種ごとに決められた順番で運んでいるのです。
規格の決まっていない貨物を取り扱うところが、この仕事の難しさであり楽しいところでもあります。貨物の特徴や大きさを把握し、精密な工程づくりを進める技術と知識が求められます。さらに、名古屋港の貨物だけではなく、他港での積み込みも考えたプランニングが必要になります。
コンテナ船に関する業務は「コンテナ船の作業プランナー」を担当する部門、コンテナ船以外の貨物船に関する業務を当部門で引き受けるといったイメージです。
仕事の楽しさ/やりがい
計画通りに業務が進んだときの達成感は大きいです。特に、積み込みが難しい貨物があると、パソコン上ではうまく計画を立てても、現場で問題が発生する場合があります。現場作業スタッフと船会社との間に入り、積み込み方法などを検討し、うまく行った時のうれしさは他では味わけないと思います。
時間の決められた中での作業になりますので、積み込み時のトラブルは極力さけ、効率良く作業を進めなければなりません。
慣れてくると知り合いも多くなるので、非常に仕事のし易い環境になってきます。
国際貿易港である名古屋港の物流最前線で、日本の経済を支えているという自負と達成感は大きい仕事です。
担当部門からのメッセージ